自己肯定力

自分を好きになる方法【どうしても自分が好きになれない人へ。自分を好きになるための7ステップ】

「どうしても自分が好きになれない。」

そんな悩みを持ってしまう時ってあると思います。
私もずっと自分が好きになれず、自分に自信が持てず、生きていくのが辛い時期がありました。

でも、今回紹介する方法を実践して、少しずつ

自分に自信が持てるようになり
自分に優しくできるようになり
自分を好きになれるようになり

ました。

そんな7つのステップを解説していきたいと思います。

それでは、、、

  • ①自分を癒やす時間を作る
  • ②自分を褒める、感謝する 言葉を声に出して言う
  • ③トイレ掃除
  • ④オシャレにお金を使う
  • ⑤成功体験を積み上げる
  • ⑥自分との約束を守る
  • ⑦仕事を変える

それでは、早速、1つずつ解説していきます。

① 自分を癒やす時間を作る

まず、大前提として、あなたは、

睡眠時間

が、圧倒的に足りていません。

とにかく、寝て下さい!

人は1日に7時間の睡眠が必要と言われています。

たまに、1日3時間とか4時間の睡眠で大丈夫という人がいます。
しかし、それはごく限られた、選ばれし戦士のみが獲得することができると言われている、特殊なスキル
「ショート-スリーパー」
を、持っている限られた、本当に一握りの人だけです。
「自分は大丈夫」という過信は今すぐ捨てて下さい。

7時間睡眠の内訳として、

はじめの3時間が脳の回復
次の3時間が体の回復

そして、その後、

6時間以降で心の回復

がされていると言われています。

つまり、睡眠時間が6時間未満の人は、毎日の生活ですり減ってしまった、心 精神力が回復していないのです。

心を回復せずに、毎日毎日、周りに心を配っていては、すぐに力尽きてしまいます。

たぶん、あなたは、今この状態だと思います。

ですので、今すぐ読むのをやめて
7時間以上 寝て下さい!

そして、できるだけ多くの日数、7時間以上の睡眠時間を確保する努力をして下さい。

これが、今回の最優先事項となります!

そして、心を回復したら、また戻ってきて下さいね♪

睡眠時間が7時間以上確保できたら、
どんな方法でもいいので、自分を癒やす時間を作って下さい。
寝る前の10分だけでも良いので、

好きなお笑い動画を観て爆笑する(←超オススメです!)
好きな音楽を聴く
好きな香りのアロマを焚く
好きな本を読む
日記を書く、やったことリストを書く
入浴剤を入れて湯船につかる
ストレッチ
瞑想
・・・

などなど、することは何でもかまいません。

何が良いか分からないなら、片っ端から良いと思うことをアレコレ実践して、自分に合った方法を見つけてみるのも楽しいと思います。

そんな、自分を癒やし、自分を労る時間が、自分を好きになる第一歩だと思います。

では、次に、

② トイレ掃除

そう、ズバリ トイレ掃除 です!

「心の状態は 部屋に現れる」

と、言われています。

つまり、逆に考えると、部屋を整えると、心も整うということ!

掃除断捨離です。

部屋や玄関、キッチン、洗面所、お風呂などの掃除や
いらないものを捨てる、断捨離なども良いですが、

私の一番のオススメは

トイレ掃除

です。

そして、

「それなら、家丸ごと綺麗にしよう」

と、意気込むのはやめて下さい。

なぜなら、絶対に挫折してしまうからです。

すこし厳しい言い方になりますが、

人は、そこまで万能ではありません。

大きすぎる目標は挫折の元です。

小さな事から始めるのがちょうどいいと思います。

そして、なぜ「トイレ」なのかというと、トイレは家の中で一番汚いイメージがあるからです。

そこを綺麗な状態に保っていると、自然と、家全体を綺麗に保とうとするようになります。

だから、トイレ掃除!マジでオススメです!

よく、
「トイレ掃除をすると 運が良くなる」

と、言われています。

何となく、良いことしているし、運気が上がるのかなぁ・・・

と、漠然に考えがちです、すこし掘り下げて考えてみます。

まず、トイレ掃除を毎日すると、当然ですが

・トイレが綺麗になります

トイレが綺麗になると、次は、汚れが目立つので、

・トイレの汚れに気付けるようになります

トイレの汚れに気付き、気になると

・トイレを綺麗にしないと気が済まなくなります

といったループに入ります。

ここで大切なのが、「気付く」と「実践する」ということ。

「気付き」は、トイレが綺麗な状態でないと汚れには気付けません。

例えば、ゴミ屋敷に、ゴミが1つ増えても、汚れが1つ付いても、気付くことはできないと同じです。

そして「実践する」
人の脳は、今の状態を維持しようとする力があります。

つまり、トイレが綺麗な状態だと、綺麗なトイレを維持したいと考えてしまうのです。

だから、実践することができるようになる。

こうなってくると、小さな事にも気付けるようになります。

つまり、日常の中にある「小さなチャンス」にも気付けるようになり、
そして、実践、行動できるようになる。
チャンスに行動できるから、当然、運が良い状態になるのです。

「運が良い状態」と「自分のことを好きになる」とでは、意味が違ってくると考える方もいるかもしれませんが、そうではありません。

運が良い状態、物事が上手くいっている時って、楽しいし嬉しいですよね。

また、小さな事でも、行動できている自分って、何だか好きになれると思いませんか。

それに、運が良い状態、物事が上手くいっている状態、自分の機嫌が良い状態の時に、自分のことを嫌いだって思うのって、結構難しかったりしますよ?

それでは、次にいきましょう。

③ 自分を褒める & 「ありがとう」と声に出して言う

これは、とても分かりやすいですね。

自分で自分を褒めて、感謝して、自分の機嫌を取ります。

これも、何でもかまいません。

どんなことに対しても、どんな小さな事でも、精一杯に自分を褒めてあげるのです。

・仕事を頑張った自分
頑張らなくても、
・仕事をした自分
会社に遅刻しようが、
・出勤した自分
仮病で休もうが、
・朝起きた自分
そもそも、
・今日も生きていた自分

どんな小さな事でも良いので、とにかく自分を褒める癖を、習慣を身に付けるのです。

行動した自分を精一杯褒めて、そして、行動した自分に感謝の言葉を精一杯の「ありがとう」を、声に出して自分に伝えるのです。

そうすることで、自分に自信がついて、自分が好きになっていきます。

そして、この「褒める」と「感謝」は、残り4つのステップと組み合わせて行動していくと、効果倍増です。

ステップを超えていく、超えられなくても行動できた自分を精一杯褒めて、感謝するのがオススメです!

では、次に、

④ オシャレにお金を使う

このステップは、今までオシャレにお金を使ってこなかった方、また、女性の方に効果絶大です。

よく、

「人は見かけで判断してはいけない」

と、聞きます。

しかし、この言葉に騙されてはいけません!
厳しいですが、はっきり言います。

人は見かけで判断されます

なぜなら、見た目ほど簡単に変えられるモノはないからです。

  • ・髪はオシャレな美容院に行っておまかせ
  • ・服も自分の好みの店員さんにおまかせ
  • ・顔に保湿クリームを塗れば嫌でもツヤが出る
  • ・ひげは論外 毎日剃ればいい
  • ・爪も切ればいい
  • ・靴は高くなくても毎日磨く

簡単な事なのに手入れをしない。

その思考は外見に全て現れてしまいます。

こう書くと、
「オシャレには興味ない」
「そんなお金に余裕がない」
「そんな贅沢な」
みたいに言われそうですが、ここでは贅沢しろとか、着道楽になれと言っているのではありません。

小さな事から変えていきましょう。

私も、以前は、
散髪は1000円カット
服はほぼ白黒
肌ケアはなし
ひげも3日に一回
爪も伸びるまで切らない
靴はボロボロ
でした。

それが、オシャレに、、、
いや、「身だしなみ」ですね。
オシャレまではできていませんが、身だしなみに気を遣うようになって、自分に自信を持って外出できるようになりました。

毎週美容院に行けとか
365日違う服を着ろとか
エステで肌ケアしろとか
エステでひげ脱毛しろとか
エステで爪を磨いてもらえとか
ウン十万円もする靴を買えとか
言っているのではなく、

月一の散髪は美容院でカットしてもらう
服を3,4着だけ店員さんのおまかせで買う
自分で肌ケアをする
新品の靴を大切に磨く

これだけで、自信が大きく変わってきます。

あと、おまけですが、

時計も男性には大きな武器になります。

でも、時計こそ青天井、上を見たらきりがありません。

そこで、オススメなのが

Apple Watch

高すぎず、オシャレで実用的です。

どうでしょう?こういった「見た目」を分かりやすく変えると、鏡に映る自分の姿に惚れ惚れする日が来るかもしれませんよ?

そして、その鏡に映った自分を、
「世界で一番カッコイイ(可愛い)」
「この自分まじでモテモテやん!」
「この笑顔はどんな人でもめろめろにできる!」
と、メチャクチャ褒めまくって下さい!

もう、自己肯定感が爆上げ間違いなしです。
・・・あっ、もちろん一人の時にして下さいね♪

そして、次は

⑤小さな成功体験を積み上げる

成功体験を積むのですが、ここで大切なことは、

驚くほど小さな挑戦から始める

ことです。

いきなり大きな成功体験を積むことはできません。
本当に驚くほど小さな挑戦からしていきましょう。

例えば、

10分だけ早く起きる
10分だけ読書をする
10分だけ筋トレをする
10分だけ散歩をする
10分だけストレッチをする
10分だけ瞑想をする
10回「ありがとう」と伝える
1つだけゴミを拾う
1回だけ多く笑う

など、そんな小さな挑戦を毎日続けて、小さな成功体験を積み上げていきましょう。

そして、何度も言いますが、その小さな挑戦が成功するたびに、または、失敗しても、行動した自分を、行動しようとした自分を、

「私SUGEEEEEEEEEEE!」

と、褒めまくって下さい!

行動プラス褒めるまでがワンセットです。

案外、人は人に興味がないものです。
特に、自分で決めた小さなルールは気付かれにくいもの。

人が言ってくれないなら、自分で自分を認めて、勝手にテンション上げて楽しんでいきたいですね?

⑥自分との約束を守る

⑤の続きみたいですが、

自分で決めたことを実践する

です。

よく、

「自分を信じて」
「自信を持って」

と、聞きます。

しかし、自分との約束が守れていないと、

「あの時サボったしなぁ・・・」

と、思って、自分を信じることができません。

そして、それはいずれ「どうせ私なんて」
との思考になってしまいます。

そうならないために、
自分で決めたことは必ず実践する
無理な約束はしない
ことが大切です。

だから、⑤では「小さな」挑戦を強調しました。
本当に小さな事を実践して、約束を守る習慣を身に付けていくのです。

そして、もし失敗してしまったり、約束を守れなかったりした時があったなら、後からでもいいので、必ず行動して下さい。

「約束を守れなかった」事実を無くしてしまいましょう。

そうすれば、破ったことにはならないですよね。

「一度破っているんだから、ずるいじゃないか!」
「それは約束を守ったことにはならないでしょう!」
「そんなの言い訳だ!」

と、言われてしまいそうですが、別に良いじゃないですか。

やると決めたのが自分なら、
実践するのも自分だし、
破ってしまったのも自分。
つまり、「マイルール」なのです。

それなら、リカバリーの方法もマイルールで良いのです。

一番大切なのは、守れなかったことで自分を攻めないこと、落ち込まないことです。

自分を上げるためのルールなのに、自分を下げてしまっては本末転倒です。
そうならないように、自分に都合良くマイルールを設定して、実践していきましょう。

そして、ここでも、大切なのは、約束を守れた自分を褒めること!

「またか」と思われるかもしれませんが、「褒める」ことがどのステップでも一番大切なのです。

いつでも、どこでも、どんな状況でも、

成功した自分
行動した自分
行動しようとした自分
目標を立てた自分

を、全力で褒めていく。

そうすることで、意外にもやる気が湧いてくるものです?

そして、最後のステップは

⑦環境を変える

自分を好きになれない理由に、
「周りの人の評価が低い」
というのがあります。

特に、仕事での評価が多いでしょうか。

周りから認められず、怒鳴られたり、ネチネチ嫌味を言われたり、無視されてしまったり・・・

そのような状況なら、

仕事を変える

のも、1つの方法です。

人生を劇的に変える3つの方法があります。
それは、

  • ①仕事を変える
  • ②住む場所を変える
  • ③会う人を変える

が、あります。

その中の、仕事を変える。

これにも理由があります。

皆さんはペットボトルの水を買ったことがありますか?
また、買うならどこで買いますか?

500mlペットボトルの水1本の値段ですが、
ディスカウントストアで買えば40円もせずに買えます
スーパーなどで買えば80円ほどでしょうか
コンビニで買えば120円くらい
ホテルやフェリーなどでは160円くらいします
もし砂漠のど真ん中で水がなくなっていたら、1万円出しても買うと思います。
このように、物の価値は「場所」によって変わります。

人も同じです。
今の仕事場で、
評価が低いなら、
価値が現れていないなら、
今の仕事場は、自分のいるべき場所ではないのです。

自分を安売りせず、自分の価値を評価してくれる仕事場を探しましょう。

そして、転職しようとした時、よく言われる
「お前なんて、ここを辞めたら他では通用しない」
「人手不足なの分かっているのに辞めるなんて無責任だ」
「あなたの心配をして引き留めてあげてるの」
という、意味不明な戯言は全無視で大丈夫です。

「お前なんて、ここを辞めたら他では通用しない」
→会社なんて日本だけで500万社くらいある。世界には2億社以上ある。あなたの価値を評価してくれる会社はいくらでもあります。それに、そんなセリフを言うお前が、どれほどの会社を知っているんだって話ですよね。まったく根拠のない戯れ言なんて気にする必要なんて無い。

「人手不足なのを分かっているのに辞めるなんて無責任だ」
→人手不足なのはあなたの責任じゃない。会社が補充していないだけ。そんなことを言われたら「人手不足なのを知っていながら、人員の補充がされないので辞めるんです」って言ったら良いですよ?

「あなたの心配をして引き留めてあげてるの」
→絶対にあなたの心配はしていません。自分の評価や、今後の仕事で自分がしんどくなるから言っているだけ。もし、本当にあなたの心配をしているなら、あなたが退職すると言う前に、気付いて相談に乗ってくれるはずです。そんな恩着せがましい戯れ言は本当に余計なお世話ですよね。

確かに、天職は一大事です。
先のことを考えると億劫になるかもしれません。

それでも、辛い職場の人間関係で一生悩むより、自分に合った職場でのびのび働いた方が、自分を好きになれますし、何より幸せな人生だと思います。
少し勇気を出して、行動してみるのも良いかもしれないですよ。

以上、ここまで、自分を好きになる方法を解説してきました。

何度も言いますが、私自身、自分のことが好きになれず、ずっと辛くて苦しい日々でした。

それでも、この7ステップを実践して、少しずつ変わってきました。

そう、少しずつです。

これで、劇的に、それこそ

今日実践して明日には自分を好きになれる

なんて魔法のような事は起きませんが、
少なくとも、実践すれば必ず変化が起きます。

小さな変化ですが、それを積み上げれば、必ず自分を好きになれて、人生が生きやすくなります。

ぜひ試してみて、このような小さな良い習慣を積み上げていってください?

ここまで読んで頂きありがとうございました。

また、次の記事で会いましょう。

人の評価が気になるあなたへ【人の目、人の評価を受け流す為の5ステップ】

どうしても人の目が気になる、人の評価が気になる。

誰でも経験があると思います。

そんな、周りの目、評価が気になって身動きが取れなくなる前に、
気にせず自分のやりたいことを堂々と行動できるようになる為の
5ステップを紹介します。

  • ①「いい人」になんてならなくていい
  • ②別にガッカリされたっていい
  • ③自己満足でいい
  • ④失敗しても命まで取られる訳では無い
  • ⑤比べて喜ぶと人を傷付ける、比べて悲しむと自分を見失う

人の評価を気にしない事で、自分が思ったこと、良いと思ったことを堂々と実行できるようになる。

例え、それで相手に不快な思いをさせてしまったり、怒らせたりしても気にならなくなります。

もちろん、不快にさせてしまったこと、怒らせてしまったことに対しては謝る必要がありますが、自分が良いと思って、自信を持って堂々と行動した結果なので、後悔は無くなる。

自分の行動をどの様に受け取るかは相手の問題です。

不快に思われたり、怒ったりするのも相手のご都合、気にする必要はありません。

相手にどう思われるかでは無く、自分がこうしたいと自分で決めて自分で行動して行くと、少しずつ周りの目が気にならなくなってきます。

私自身も周りに人の目が、評価が気になり、人の顔色ばかり伺っていました。

それが、このステップを踏んで、とても生きやすくなりました。

そんな、同じ様な悩みで苦しみ、動けなくなってしまっている方の一助となればと思い書きました。

どうぞ、一つ一つ実践していって見て下さい。

①「いい人」になんてならなくていい【いい人より機嫌のいい人】

いきなりですが、「いい人」になんてならなくていいのです。

なぜなら、「いい人」の基準は相手にあるからです。

同じ行動をしても、人によって受け取り方が違います。

例えば、
誰かに食事を奢るとしましょう。
ある人は、喜びます。

「給料日前でお金が無かったから助かった。」
「お金が浮いてラッキー!ありがとう。」

またある人は、怒ります。

「あなたに奢ってもらう筋合いは無い。」
「お金が無いと馬鹿にしているの。」

またまたある人は、奢られるのは当然と思っているかもしれません。

「私は女だから男に奢ってもらうのは当たり前。」
「先輩だからお金出すのは当たり前。」
「接待される側だから当たり前。」

同じ「食事を奢る」という行為一つでも、人によって様々な反応があると思います。

ここで、「いい人」になろうと、怒っている人に更におもねっても、きっと良い結果には結び付きにくいでしょう。

それより、

自分の機嫌に責任を持つ。

自分の機嫌を良い状態を維持する事に全力を傾けるのです。

例え、怒られても、嫌味を言われても、無視されても、
自分は歌でも歌い出しそうな状態を保つ。

ここまでの域に来られたら無敵ですが、さすがにいきなりはハードルが高いのでまずは、今まで人の言うことが気になっていたのを、自分の機嫌を保つことに意識を向けるのです。

その為にはその場から逃げてもいいし、その人と会わないように距離を取るのもいいでしょう。

つまり、嫌なこと、辛いことが起こって自分の許容範囲を超えそうなら一度離れる、
機嫌を保つために積極的に何かしようとするのでは無く、逆に、「◯◯しない」と考える、
悪いことから遠ざかると考えるのです。

仏教の教えに
「十善戒」
という教えがあります。

「遠ざかった方がいい悪い事の十ヵ条」
と言った意味でしょうか。

  • ・むやみな殺生
  • ・時間を含めた盗み
  • ・男女の邪な関係
  • ・嘘
  • ・きれい事
  • ・乱暴な言葉遣い
  • ・人の悪口
  • ・物を惜しむ、働く事を惜しむ心
  • ・腹を立てること
  • ・誤ったものの見方

の十種類です。(Google先生調べ)

自分の機嫌を保つためにまずやるべき事は、悪い事を改善するのでは無く、悪い事からなるべく遠ざかる事です。
まずは、いい人、悪い人という考え方から離れて、自分の機嫌を保つ事を目指すと、自然と自分の機嫌の良い時間が増えていきます。

次に、

②別にガッカリされてもいい

そう、そのままですが、誰かにガッカリされても自分には関係ないと考える。

ガッカリされるのは、ただその人のご都合に沿わなかっただけです。

何を気にする必要があるでしょうか?

自分が良いと思った事を、自信を持って行動した。

それを、相手がただ受け取らなかっただけです。

それでもし怒られてしまったなら、一言「すみません」と謝って、次からその人に近付かなければ良いだけです。

「みんなから好かれる人になりたい」と見果てぬ夢を見た瞬間から、辛い不幸な人生が始まります。

なぜなら、「好かれたい」というプラスの夢を見ている反面、
「嫌われたくない」というマイナスの夢を見ているから、
皆に好かれている自分という心地良い優越感より、
嫌われてしまうかもという恐怖の方が大きいからです。

その恐怖から逃れるために、人の期待に応える事ばかりに必死になってしまいます。

そして、どれだけ優秀な人でも、全ての人の期待に応える事など絶対に不可能です。

ある人の期待に応える行動が、別のある人にはガッカリされてしまう、なんて事はたくさんあります。

極端な例ですが、先輩からお金が要るから貸してくれと言われ、親のお金を盗んで先輩に貸したとしましょう。

当然、この行動は親をガッカリさせる行動です。

そして、今度は親をこれ以上ガッカリさせまいと、正直に先輩に貸すために盗んだ事を告白します。

すると、今度はその先輩をガッカリさせてしまう事になります。

そんな人の期待に応えるために必死になるより、

自分が自分で正しいと思う道を堂々と歩んでいればそれでいいのです。

自分の行動理由に他人を使ってはいけません。

自分の信じる道を、自信を持って進めばいい、そしてその道を進むほかに道はありません。

次に

③自己満足でいい

親切はやりっ放しでちょうどいい

誰かのために何かしたいと思った時は見返りを求めない、それと同時に相手にプラスに受け取ってもらえなくても気にしない。

つまり、自己満足でいいのです。

誰かのために何かしてあげたいと思う心はとても素敵な事だと思います。

しかし、それは「自分が」したいと思ってした行動です。

相手が望んだり、頼んでもいないのに、自分が勝手にした行動で見返りを求めたり、
見返りが無いからといって腹を立ててはいけません。

そんな事で怒られてしまったら、、、
相手はもう二度として欲しくないと思うでしょうし、
距離を取られてしまう事だってあります。

だから、見返りを求めずに、ただやりっ放しで丁度良いのです。

もし、相手にお礼を言われたり、見返りが帰ってきたりした時は、最高の笑顔で受け取るといいと思います。

相手が自分の行動を素直に認めて喜んでくれたお返しなので、自分も素直に喜んで受け取れば良いのです。

そして、逆に相手を怒らせてしまったとしても、その時も一言「すみません」と謝って、あとは気にせず、今後その人に近付かなければ良いだけです。

こちらも、やりっ放しでいいのです。

あと、これはテクニック的な事になりますが、相手のために何か行動する時は、

相手にどう思われるか、ではなく、相手に喜んでもらえるか

を考えて行動する。

「(相手に)どう思われるだろう」とビクビクしながら行動するより、
どうすれば「相手に喜んで貰えるだろう」と考えて、
自分が考え得る最高の行動を堂々と実行する方が、相手にプラスに受け取って貰えやすいです。

自信を持って行動して行きたいですね。

次は

④失敗しても命までは取られない

ここまで、さんざん書いてきましたが、

周りの人の目が批判的でも、
周りの人の評価が最低でも、
周りの人の機嫌を損ねてしまっても、
周りの人に嫌われてしまっても、
周りの人に無視されてしまっても、

命まで取られる事はありません。

ただ一言、周りの人に謝罪すればいいのです。

どんな失敗をしたとしても、生きていけるので再出発ができるのです。

もっと気楽に、自分が良いと思うことを、
堂々と丁寧に実践していけばいいと思います。

以上、
5つのステップで解説しました。
人なら、必ず「人の評価」は気になってしまうものです。

それを、必要以上に気にしてビクビクして過ごすより、やりたいこと、自分が良いと思ったことをやっていった方が、楽しいですよね。

いきなり、すべてを実践して、最強メンタルを手に入れることは難しいですが、できることから一歩ずつ実践して、自分の行動を、自己満足でいいので自分で評価して「私SUGEEEEEEEEEE!」って、なれたらいいですよね。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。また、次の記事で会いましょう♫

心穏やかに明るくポジティブな性格になる為の5ステップ【「良い人」になんてならなくていい 「言葉」が自分の性格を作る】

「良い人」になんてならなくていい。まずは自分の心を穏やかにしていく方法を解説していきます。

心穏やかに、ポジティブな性格になる為の5つのステップ

  • ①「良い人」になんてならなくて良い
  • ②ネガティブな言葉を封印する
  • ③ポジティブな言葉を使い倒す
  • ④感謝の言葉を使い倒す
  • ⑤作り笑顔

いきなり「良い人になるな」と否定から入っているので
「大丈夫か?」と思われるかもしれませんが、ならなくていいのです。

①良い人になんてならなくていい

どういう事かと言うと、まず

人の機嫌を取ろうとしない
人の顔色ばかりを窺わない

です。

そして、

自分の機嫌を保つ
自分の機嫌に責任を持つ

事で、心が穏やかになってきます。

「良い人」とは誰から見ての良い人なのでしょう。

多くの場合は相手にとっての「良い人」になろうとしていないでしょうか。

誰かに嫌われたくない、怒られたくない、気に入られたいなどと思ってその人のいう事を聞いたり機嫌を取ったりする。
それでは「良い人」と言うより「都合の良い人」になってしまいます。

自分の行動が相手の機嫌によって左右されるのですから、心が休まるどころか、常に相手の機嫌を窺う必要があるのでピリピリと緊張して、全く心穏やかになれません。
それに、オドオドと自信なさげに機嫌を取ってくる人を見て嬉しいでしょうか?全く嬉しくないですし、逆にイラッとしてしまうと思います。

それより、

「自分の機嫌」を保つこと
「自分の機嫌」に責任を持つこと

に全力を尽くすのです。

例え、見るからにイライラしていて、機嫌の悪そうな人と一緒に居なければならない時でも、自分の機嫌を全力で取るのです。

相手がイライラと怒っているのは、それは相手のご都合で勝手にイライラ怒っているだけなので、自分には何の責任もありません。

そのような状況でも、相手のイライラ、機嫌の悪さに巻き込まれるのではなく、自分は歌でも歌っていたいような上機嫌を保つことが大切です。

それができれば、自分の行動が自分の機嫌で決定されるので、自分の機嫌次第でいくらでも心穏やかな時間が作り出せることができます。

そして、自分の機嫌に責任が持てるようになって初めて、誰かのために行動ができるようになります。

それまで、

「これをしたら怒られないだろうか?」
「あれをしたら嫌われるんじゃないだろうか?」
「それをしても無視されるんじゃないだろうか?」

と、相手にどう思われるかと不安になりながら、自信なさげにしか行動できなかったのが、

自分が良いと思ったから行動する

に変わります。

自分が、これをしたら相手に喜んで貰える、相手が助かる、相手が楽をできると考えて行動するから、行動に自信が持てます。
堂々と自信を持って行動するから、相手にも受け取って貰いやすく、喜んで貰えるようになります。

そして、例え喜んで貰えなくても、逆に怒らせてしまったとしても、関係はありません。

もちろん、不快にさせた、怒らせてしまったことに対して謝る必要はありますが、それだけです。

自分が良いと思って行動したのだから、それを受け取れないのは相手の問題であって自分の責任はありません。

だから、自分が良いと思ったことを、堂々と丁寧に実行していけば良いのです。

人にどう思われるか?

じゃなくて、

人に喜んで貰えるか!

どんなに献身的に人に尽くす人でも、主語は「私が」なのです。
私がしたいと思ったから行動する。
自分がしたいと思ったこと、良いと思ったことをどんどん行動していきたいです。

②ネガティブな言葉を封印する

もう、あなたの口は
きれい事しか言えない口になりましたとさ!

人は元々ネガティブな生き物なのだそうです。

油断するとマイナスなことばかり考え、それが口から出てしまいます。

だから、自分で決めてしまうのです。

ネガティブワードを使わない

ですが、そう決めても簡単には変わりません。

つい、ネガティブワード、否定的な言葉、人の悪口などを言ってしまう場合があります。
そんな時は、

「今のキャンセル!」

と言って、言ってしまった言葉をキャンセルしてしまいましょう。

「えっ?言ってしまったのに?消せないじゃん」
「そんなのズルじゃん!」

との声が聞こえてきそうですが、そんなの関係ありません。

ネガティブワードを言わない、否定的な言葉を使わない、きれい事しか言わないと決めたのは誰ですか?
自分です!
だったら、言ってしまった時のリカバーの方法も自分で決めてしまえばいいのです。

「太郎君」と呼べば、太郎君が寄ってきます。
「花子ちゃん」と呼べば、花子ちゃんが寄ってきます。

それと同じで、

「辛い」「しんどい」「苦しい」「だるい」と呼べば、
「辛い」「しんどい」「苦しい」「だるい」人生が寄ってきます。

どうせ呼び込むなら、
ネガティブな言葉で、マイナスな人生より
ポジティブな言葉で、プラスの人生を
呼び込んでいきたいですね。

人は言葉に大きな影響を受けます。
そして一番影響を受けるのは自分の言葉です。

ネガティブな言葉、否定的な言葉を使うと、ネガティブな性格、否定的な性格になってしまい、そしてネガティブな運命、否定的な運命を引き寄せてしまいます。
だから、ネガティブな言葉を封印すると自分で決めて実行するのです。
ただそれだけで、ネガティブな運命、否定的な運命は寄ってこないのです。

しかし、それだけでは、ネガティブな運命が寄ってこないだけで、
ポジティブな運命が寄ってきません。
そこで次のステップ③④に繋がります。

同じようなことなので、一緒に解説して行きます。

(「じゃあ、分けるなよ」と言われそうですが、4ステップより5ステップの方が見栄えが良いので分けました。ご了承下さい。)

③ポジティブな言葉を使い倒す

④感謝の言葉を使い倒す

誰かに、何かを頼まれた時、提案を受けた時、指摘を受けた時に否定から入らない。

まずは「はい」と受けて、取り組んでみる。

できる、できないは関係なく、とにかく受けてから考えればいいのです。
そして、受けてからやってみて、駄目そうならすぐにその旨を伝えて、手伝ってもらうなり、誰かに依頼する。

指摘を受けた時も「悪口を言われた」と受け取り、相手を恨むのでは無く、
とにかく、

「ありがとうございます」

と言ってしまうのです。

感謝することは後で考える。

人の脳は、整合性を取ろうとするので、「ありがとう」と言うと、感謝することを探そうとします。

そして、それは何でもいい。

教えてくれてありがとう
改善するチャンスをくれてありがとう
自分が頭を下げて素直な心になる為の練習をさせてくれてありがとう…

これも、自分の心の中のことなので誰にも分かりません。

こじつけでも、無理矢理でもいいので、感謝することを見つけることができればそれで完了です。

ポジティブな言葉、感謝の言葉を使い倒す。

先程の太郎君、花子ちゃんの話と同じです。

ポジティブな言葉、感謝の言葉を使うとポジティブな性格、感謝の心を育てることができ、ポジティブな運命、幸せな運命を引き寄せる事ができます。

すると、自然と人から頼られるようになったり、相談を受けたりと周りに人が集まるようになり、それが自信に繋がり、自己肯定力が高まっていくのです。

そして、最後が一番大切です。

⑤作り笑顔

「作り」笑顔でいいのです

「作り」笑顔は社会貢献です

もちろん心の底からの笑顔もとっても大切です。

しかし、心の底から笑う時はどんな時でしょう?

自分が楽しい時、幸せな時、嬉しい時に心の底から笑顔になります。

つまり自分のため。

では、「作り」笑顔はどんな時に出しますか?

接客する時、営業に行く時など、人に会う時に多く使われないでしょうか?

つまり人のため。

人に喜んで貰いたい時、笑顔になって貰いたい時に自分も笑顔を作ってその人に接するのです。

スターバックスの店員さんやディズニーランドのキャストさん、ホテルのフロントの方々は皆さん笑顔で接客されています。

その方々は心の底からの笑顔でしょうか?

スターバックスやディズニーランド、ホテルのフロントで働くと、他の人より良いことが起きる確率が増えるのでしょうか?

そうではありません。

ただ、お客様に喜んで貰いたい、心地いい空間でくつろいで貰いたい、楽しんで貰いたいと願って笑顔を作るのです。

アイドルの人達もそうです。

アイドルだって人間ですから嫌なこと、辛いことなどたくさんあるでしょう。

それでもファンの方々の前に立つ時は、とびっきりの笑顔を顔に貼付けてステージに向うのです。

ファンの方々に喜んで貰うため、楽しんで貰うために、それには笑顔でステージに立つのが一番効果的だからです。

この人達の「作り」笑顔は欺瞞でしょうか?詐欺でしょうか?

違うと断言できます。

最高に素敵で、最高にカッコいいことだと思います。

だからこそ、

作り笑顔は社会貢献

なのです。

そして、笑顔には素晴らしい効果があります。

それは、作り笑顔も同じです。

人には「やる気スイッチ」があって、それは全ての人が共通でほっぺたにあります。

そして、笑顔で口角を上げることによって「やる気スイッチ」が入るのです。

口角が上がると脳が「楽しいんだ!」と感じ取って、幸せホルモンと言われる
「セロトニン」
「ドーパミン」
「オキシトシン」
という脳内ホルモンが分泌されて、幸福感を感じることができるのです。

つまり、作り笑顔は相手だけじゃなくて、自分も幸せにしてくれる最高のツールなのです。

と言っても、いきなり作り笑顔の習慣を作るのは難しい。
そこでお勧めなのが

笑顔はみがき

です。

名前の通り、笑顔で歯磨きをするのです。

だいたい人は歯磨きしながら、何か別のことをする人は少ないです。
歯磨きしながら筋トレしたり
歯磨きしながらメール打ったり
歯磨きしながらコーヒー飲んだり
しません。

それに、歯磨きする時にギャラリーを背負って、皆に見られながら歯磨きする人もいないでしょう、大抵一人でします。
しかも目の前に鏡がある場合がほとんどです。

なら、笑顔で歯磨きするといいです。

誰に遠慮すること無く、大爆笑しながら歯磨きしましょう。

なぜ、歯磨き中なのかと思うかもしれません。

しかし、それには大切な理由があります。

笑顔の効果が分かった、だから、1日1回鏡の前で作り笑顔をする習慣を身に付けようとしても、大抵失敗します。

それは、作り笑顔だけに限らず、新しい習慣を身に付けようとした時、その新しい行動を1日の生活の中に取り入れようとしても、継続できず失敗する事が多いです。

それだけ新しい習慣を身に付けることは難しいのです。

じゃあ、どうするのか。

それは、今ある習慣に新しく習慣にしたいことをくっ付けるのです。

多くの人は朝と夜に歯磨きをする習慣を持っています。

だから、その歯磨きの時に「作り笑顔」という新しい習慣をくっ付けるのです。

これで、1日2回作り笑顔の習慣が身に付きます。

朝の笑顔はみがきで

1日のスタートから一気にテンションを上げてスタートダッシュが決められます。

夜の笑顔はみがきで

今日1日の締めくくりを幸せな気持ちで終える事ができます。

いいこと尽くめですね。
やらない手は無いと思います。

以上の5つのステップが
心穏やかに、明るくポジティブな性格になる為の方法です。

私自身、以前はブラック企業に勤めており、勤務時間や人間関係でストレスを抱え、肉体的にも精神的にもボロボロの状態でした。

それでも、この5つのステップを知り、実践することで少しずつ変わり、今では心穏やかな時間が持続し、ポジティブに受け取れるようになりました。

残念ながら、ここまで来るのに1年以上と長い時間が掛かりました。

それは、私がこのステップを半信半疑で実行していたからです。

ちょっと信じられないような内容もあり、ふざけてるのかと思う方もおられたかもしれません。

というか、私がそうでした。

しかし、これを実践し継続することで必ず心が穏やかに、明るくポジティブ名性格になれると、私が実験台になり、証明しました。

少しでも興味を持たれたなら、一緒に実践して改善していきましょう。

最後に
もし、自分が変わろうと努力している時に、

「そんなことしても何も変わらない」
「お前には無理だ」
「辞めとけって」

と、言ってくる人がいたら…

その人とは、そっと距離を置くことをお勧めします。

この5つのステップだけでは無く、何かに挑戦しようとした時、そんなことを言ってくる人がいるなら、自分の人生の邪魔にしかなりません。

言われて悔しいのも分かりますが、争ってもいけません。

「そうですか」とその場はやり過ごして、その後、全力で距離を置いて下さい。

そう言ってくる人は、あなたに変わって欲しくないのです。

一緒にダラダラしていて欲しいのです、頑張っているあなたの姿が眩しくて、羨ましくて、そして頑張っていない自分を認めたくないから、あなたにも「頑張るなよ」と言ってくるのです。

そんな人の言うことは聞く必要はありません。

もっと自分に優しくして、自分勝手に挑戦していっていいのです。

そして、頑張って続けていれば、必ず新しい仲間が、一緒に頑張ってくれる仲間が、賛同者が、理解者が現れてきます。

いっその事、アンチの言葉など気にならないくらい、自分の挑戦に夢中になって継続して行きたいです。

先は必ず結構になります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

次の記事で会いましょう♫

人の評価が気になる方へ【人の目、人の評価を受け流す為の5ステップ】

どうしても人の目が気になる、人の評価が気になる。
誰でも経験があると思います。
そんな、周りの目、評価が気になって身動きが取れなくなる前に、気にせず自分のやりたいことを堂々と行動できるようになる為の
5ステップを紹介します。

  • ①「いい人」になんてならなくていい
  • ②別にガッカリされたっていい
  • ③自己満足でいい
  • ④失敗しても命まで取られる訳では無い
  • ⑤比べて喜ぶと人を傷付ける、比べて悲しむと自分を見失う

人の評価を気にしない事で、自分が思ったこと、良いと思ったことを堂々と実行できるようになる。
例え、それで相手に不快な思いをさせてしまったり、怒らせたりしても気にならなくなります。
もちろん、不快にさせてしまったこと、怒らせてしまったことに対しては謝る必要がありますが、自分が良いと思って、自信を持って堂々と行動した結果なので、後悔は無くなる。
自分の行動をどの様に受け取るかは相手の問題です。
不快に思われたり、怒ったりするのも相手のご都合、気にする必要はありません。
相手にどう思われるかでは無く、自分がこうしたいと自分で決めて自分で行動して行くと、少しずつ周りの目が気にならなくなってきます。
私自身も周りに人の目が、評価が気になり、人の顔色ばかり伺っていました。
それが、このステップを踏んで、とても生きやすくなりました。
そんな、同じ様な悩みで苦しみ、動けなくなってしまっている方の一助となればと思い書きました。
どうぞ、一つ一つ実践して行って見て下さい。

①「いい人」になんてならなくていい【いい人より機嫌のいい人】

いきなりですが、「いい人」になんてならなくていいのです。
なぜなら、「いい人」の基準は相手にあるからです。
同じ行動をしても、人によって受け取り方が違います。

例えば、
誰かに食事を奢るとしましょう。
ある人は、喜びます。
「給料日前でお金が無かったから助かった。」
「お金が浮いてラッキー!ありがとう。」

またある人は、怒ります。
「あなたに奢ってもらう筋合いは無い。」
「お金が無いと馬鹿にしているの。」

またまたある人は、奢られるのは当然と思っているかもしれません。
「私は女だから男に奢ってもらうのは当たり前。」
「先輩だからお金出すのは当たり前。」
「接待される側だから当たり前。」

同じ「食事を奢る」という行為一つでも、人によって様々な反応があると思います。
ここで、「いい人」になろうと、怒っている人に更におもねっても、きっと良い結果には結び付きにくいでしょう。
それより、自分の機嫌に責任を持つ。
自分の機嫌を良い状態を維持する事に全力を傾けるのです。
例え、怒られても、嫌味を言われても、無視されても、自分は歌でも歌い出しそうな状態を保つ。
ここまでの域に来られたら無敵ですが、さすがにいきなりはハードルが高いのでまずは、今まで人の言うことが気になっていたのを、自分の機嫌を保つことに意識を向けるのです。
その為にはその場から逃げてもいいし、その人と会わないように距離を取るのもいいでしょう。
つまり、嫌なこと、辛いことが起こって自分の許容範囲を超えそうなら一度離れる、機嫌を保つために積極的に何かしようとするのでは無く、逆に、「◯◯しない」と考える、悪いことから遠ざかると考えるのです。

仏教の教えに
「十善戒」
という教えがあります。

「遠ざかった方がいい悪い事の十ヵ条」
と言った意味でしょうか。

  • むやみな殺生
  • 時間を含めた盗み
  • 男女の邪な関係
  • きれい事
  • 乱暴な言葉遣い
  • 人の悪口
  • 物を惜しむ、働く事を惜しむ心
  • 腹を立てること
  • 誤ったものの見方

の十種類です。(Google先生調べ)

自分の機嫌を保つためにまずやるべき事は、悪い事を改善するのでは無く、悪い事からなるべく遠ざかる事です。
まずは、いい人、悪い人という考え方から離れて、自分の機嫌を保つ事を目指すと、自然と自分の機嫌の良い時間が増えていきます。

次に、

②別にガッカリされてもいい

そう、そのままですが、誰かにガッカリされても自分には関係ないと考える。
ガッカリされるのは、ただその人のご都合に沿わなかっただけです。
何を気にする必要があるでしょうか?
自分が良いと思った事を、自信を持って行動した。
それを、相手がただ受け取らなかっただけです。
それでもし怒られてしまったなら、一言「すみません」と謝って、次からその人に近付かなければ良いだけです。
「みんなから好かれる人になりたい」と見果てぬ夢を見た瞬間から、辛い不幸な人生が始まります。
なぜなら、「好かれたい」というプラスの夢を見ている反面、「嫌われたくない」というマイナスの夢を見ているから、皆に好かれている自分という心地良い優越感より、嫌われてしまうかもという恐怖の方が大きいからです。
その恐怖から逃れるために、人の期待に応える事ばかりに必死になってしまいます。
そして、どれだけ優秀な人でも、全ての人の期待に応える事など絶対に不可能です。
ある人の期待に応える行動が、別のある人にはガッカリされてしまう、なんて事はたくさんあります。

極端な例ですが、先輩からお金が要るから貸してくれと言われ、親のお金を盗んで先輩に貸したとしましょう。
当然、この行動は親をガッカリさせる行動です。
そして、今度は親をこれ以上ガッカリさせまいと、正直に先輩に貸すために盗んだ事を告白します。
すると、今度はその先輩をガッカリさせてしまう事になります。

そんな人の期待に応えるために必死になるより、
自分が自分で正しいと思う道を堂々と歩んでいればそれでいいのです。
自分の行動に他人を使ってはいけません。
自分の信じる道を、自信を持って進めばいい、そしてその道を進むほかに道はありません。

次に

③自己満足でいい

親切はやりっ放しでちょうどいい。
誰かのために何かしたいと思った時は見返りを求めない、それと同時に相手にプラスに受け取ってもらえなくても気にしない。
つまり、自己満足でいいのです。
誰かのために何かしてあげたいと思う心はとても素敵な事だと思います。
しかし、それは「自分が」したいと思ってした行動、相手が望んだり、頼んでもいないのに、自分が勝手にした行動で見返りを求めたり、見返りが無いからといって腹を立ててはいけません。
そんな事で怒られてしまったら、相手はもう二度として欲しくないと思うでしょうし、距離を取られてしまう事だってあります。
だから、見返りを求めずに、ただやりっ放しで丁度良いのです。
もし、相手にお礼を言われたり、見返りが帰ってきたりした時は、最高の笑顔で受け取るといいと思います。
相手が自分の行動を素直に認めて喜んでくれたお返しなので、自分も素直に喜んで受け取れば良いのです。
そして、逆に相手を怒らせてしまったとしても、その時も一言「すみません」と謝って、あとは気にせず、今後その人に近付かなければ良いだけです。
こちらも、やりっ放しでいいのです。
あと、これはテクニック的な事になりますが、相手のために何か行動する時は、
相手にどう思われるか、ではなく、相手に喜んでもらえるか
を考えて行動する。
「(相手に)どう思われるだろう」とビクビクしながら行動するより、どうすれば「相手に喜んで貰えるだろう」と考えて、自分が考え得る最高の行動を堂々と実行する方が、相手にプラスに受け取って貰えやすいです。
自信を持って行動して行きたいですね。

次は

④失敗しても命までは取られない

ここまで、さんざん書いてきましたが、
周りの人の目が批判的でも、
周りの人の評価が最低でも、
周りの人の機嫌を損ねてしまっても、
周りの人に嫌われてしまっても、
周りの人に無視されてしまっても、
命まで取られる事はありません。
ただ一言、周りの人に謝罪すればいいのです。
どんな失敗をしたとしても、生きていけるので再出発ができるのです。