
『良い人』にならなくていい。
題名から結論を書きました。
そう、ならなくていいのです!
良い人より
機嫌の良い人
を目指した方が人生楽しくなります♪
では、なぜ『良い人』にならなければいけないと思い込んでいるのか?
それは、子供の頃に
「良い子にしなさい!」
と注意を受けてきたからではないでしょうか。
子供の頃から言われ続けてきたので、
それが脳にすり込まれて「良い人」ならなければいけないと思い込んでしまっているのです。
では、この「良い子」とは、いったい誰から見た「良い子」なのか。
それは、この場合は、
親から見た「良い子」となります。
「良い子にしなさい」
の前には、きっとこんな気持ちが隠れていると思います。
(「あなたが悪いことをすると、私に迷惑がかかるから」)
「良い子にしなさい」
そして、こう言って育てられると、
反抗期を迎えると「悪い子」になって(演じて)しまうことがあります。
この「良い子」も「悪い子」も、親の評価、他人の評価です。
そんな、他人の評価に一喜一憂していたら心が乱れてしまい、自分の機嫌も乱れて、上がったり、下がったりしてしまいます。
だから、そんな親や上司、友人から見た
『良い人』を目指すより、
そんな生き方を目指した方が、
人生が楽しくなってくると思いませんか。
自分の機嫌を良い状態に保つ、自分で責任を持つための方法、
十善戒
という教えが仏教にあります。
- 1、むやみな殺生
- 2、時間を含む盗み
- 3、男女の邪な関係
- 4、嘘
- 5、きれい事
- 6、乱暴な言葉
- 7、悪口
- 8、物惜しみ、骨惜しみ
- 9、怒り
- 10、誤った物の見方
以上の10個の、
「離れた方がいい、十個の悪いこと」
です。
仏教では、自分が良い機嫌でいるために、
「○○しよう」ではなく
「○○しなければいい」
という戒を教えられています。
(注:私は仏教徒ではないので、絶対にこれが正解とは言えません。あくまで、私個人の意見です。間違っていたら、仏教を信仰されている方、本当にごめんなさい。)
この戒を知った時は、とても分かりやすいなと思い、紹介させて頂きました。
頑張って何かをするのではなく、
離れていればいい、
やらなければいいだけなので、
取っ付きやすく、簡単だと思いました。
・・・
「でも、それが難しいんだよ!」
ほんと、その通りでした。
自分の癖というのは、なかなか治りませんね。
「離れていよう」としてみると分かりますが、
とても難しいことが分かります。
つい癖でやってしまうのです。
でも大丈夫!安心して下さい!
ついやってしまった時の、とっておきの裏技を紹介します!
「今のキャンセル」
と、言って無かったことにしてしまいましょう♪
・・・
「そんなのズルい」
「インチキだ」
「やってしまったことは取り消せないだろ」
との、声が聞こえてきそうですが・・・
でも、それでいいのです。
なぜなら、離れていようと決めたのは誰ですか?
自分ですよね。
自分自身で勝手に決めたマイルールです。
それなら、ルールを破ってしまった時のリセットの方法も自分で決めてしまえばいいですよね。
先ほどの、10個の離れた方がよい悪いことも、
十善戒
です。
仏教では「戒律」という言葉があります。
戒律とは、修行者や僧団が守らなければならない規律。
とあります。(Google先生調べ)
戒と律、似ているようで、大きく違う点があります。
「戒」とは、自主的にこれを守るのに対して、
「律」とは、強制力があります。そして、破ると罰があります。
今回、紹介させてもらったのは
十善「戒」
自分で決めて、自分で守るものです。
1~3は罰せられることもありますが、
その他は強制力も罰則もありません。
いわゆるマイルールです。
つい、やってしまって落ち込んでしまったり、
後悔したりして自分の機嫌を損ねるより、
「また、やってしまった!ドンマイ♪」
「今のキャンセルで♪」
と、笑い飛ばして、自分の機嫌を保っていた方が、絶対に楽しいですよね。
自分で決めて、ゆる~く守って、
自分の機嫌を守っていきましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
このブログでは、とにかく自分の心の状態をポジティブにしていくための記事を書かせてもらっています。
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また、次の記事で会いましょう。