蒔いた種はどんな種でも生えてくる

どんな種も蒔けば必ず生えてきます。

人の行動も、
良い事をすれば、良い結果が現れて来る、
悪い事をすれば、悪い結果が現れて来る。

目標に向かって正しい努力を続ければ、成功として、
または自分の成長という良い結果が返ってくるのです。

しかし、なぜか悪い事をしていなくても悪い結果は起こってくる時があります。
理由もわからないが、何かうまく行かない、行き詰る、悪い事が重なる…

それは雑草が生えてくるのと同じ。

野菜を作るときの種まき。
大根が欲しいなら大根の種を、
人参が欲しいなら人参の種を蒔きます。

水をやり、肥料をやり、色々な世話をする中で、
とっても大変ですが、とっても大切なことが

草むしり

作物に与えたい大切な養分を雑草に取られないように、雑草を抜いていく。

しかし、ここで不思議なのは
だれも「雑草の種」は蒔いていない
という事。

種を蒔けば必ず生えてくるが、雑草の種を蒔く人はいない。
それでも雑草はどこにでも、いつでも生えてくる。
そして邪魔になるので抜いたり、刈ったりしないといけない。

雑草は種を蒔かなくても、勝手に広がり成長していく。
自分で蒔いた記憶はなくても、勝手に蒔かれている。

これがうまく行かない理由と同じだと思うのです。

その時の心の状態はどうなっている?

自分で悪い事をした覚えがなくても、悪い事が起こってくる。
しかし、本当にしていないだろうか?
いや、思っていないだろうか?
目標の為に、辛い努力をする。人の為に良い行いをする。
はたから見れば、なるほど頑張っているなと見える。
しかし、その時の心はどうだろう。
人の心の中は見ることができない。

どんなに正しい努力をしていても、どんなに人の為になる良い行いをしていたとしても、心の中で
「面倒くさいなあ、辛いなあ、嫌だなあ」
と思っていたら、返ってくる結果は悪い物になるのではないでしょうか。

つまり、心が種。

実際の行動ももちろん大事です。
しかし、それ以上に実行しているときの心の状態がもっと大事なのだと思います。
仕事や勉強を、「嫌だなあ」と思ってやっていたら、結果は良い物にはならない。

せっかくの「努力」が不満の行動に変わってしまう。

それなら、勉強するときも、仕事をするときも「有難いなあ」と感謝の心で実行できたら、返ってくる結果は良い物に変わると思います。
そしてゆくゆくは、どんなことにも「有難いなあ」と感謝の心で実行できたら、
それこそ、ご飯を食べられる、体が動く、無事に目が覚める事に感謝できたら、
どんなことも良い方向へ進んでゆけるのではないでしょうか。
どんなことも、感謝の心でさせて頂く。
まずは「ありがとう」の言葉から口に出していきたいと思います。

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