喜びとは
喜びとは、嬉しい事があるから楽しめる事だと思っていました。
しかし、あるきっかけでGoogle先生に聞いてみたところ、次のような答えが返ってきました。
喜び
・良い事、望ましい事、めでたい事があって、心地よく感じる
・【それを嬉しい事として受け入れる】
衝撃を受けました。
もう一度言います!!
それを嬉しい事として受け入れる
嬉しい事があるから喜べるのはもちろんですが、それだけでなく、どんなことも嬉しい事として受け入れることで喜ぶことができるのです。
つまり、自分の心次第。
確かに、「良い事、望ましい事、めでたい事、楽しい事」があっても自分の心が穏やかでは無かったら、心地よく感じることができません。
私は、漫画や小説、ライトノベルを読むのが好きです。読みだすとすぐ時間を忘れて没頭してしまいます。
しかし、読みだしても、本の世界に入り込めない時もある。
それは、何か「他にやらなければいけないこと」を後回しにしている時。
そんな時は、やっぱり心が落ち着かずソワソワしてしまいます。結局集中できず中断してそのことに取り組んだり、また無理やり集中しようと頭の隅に追いやっても、後で後悔が押し寄せてきたりします。
これでは喜べません。
どんなに楽しい事が待っていても、自分の心が喜べる状態でなければ、それを喜んで受け取ることができない。
逆に、どんな辛い状況でも、自分を成長させるチャンス、成功を掴むためのジャンプ前の、屈んで力をためている状態、と前向きに受け取ることが出来たら、どんなことでも喜びに変えることができるのです。
そして、そのつらい状況を乗り越えて、成功を掴んだり、成長を実感できたりしたなら、辛かったことさえ感謝に変わります。
そう、最終的に感謝に変わるのです。
だったら、最初から感謝してもいいのではないでしょうか。
・辛い状況から成功できたから感謝
・辛い状況から抜け出せたから感謝
・辛い状況を成功への糧にできると気付いたから感謝
・辛い状況を違う角度で見ることができたから感謝
・辛い状況を感謝
いつまでも辛い状況を辛いと思っていたら喜べません。辛い辛いと思いながら続けるのか、ああ有難い、結構や、と感謝して続けるのか、どの段階で感謝できるのかで、その後の成功への到達スピードが格段に違ってきます。
そうは言っても、辛い状況、嫌な状況に陥った時に感謝するのはとってもハードルが高いです。
分かっていても、明日からすぐにできるものでもありません。
じゃあどうするのか。
「ありがとう」と
感謝の言葉を口に出して言う。
周りに人がいて、はじめは恥ずかしいなら、その日一人になってからでもいいので、「ありがとう」とつぶやいてみる。いや、叫んでみる。
人間の脳は自分の発する言葉の影響を大きく受けます。
どんな状況でも「ありがとう」という事ができたら、脳が「有難い事なんだ」と感じて、脳内で幸せホルモンを分泌してくれます。
まずはそこからです。
私もまだ、辛い状況になってすぐに「ありがとう」と口に出して言うことはできていません。
それでも、頭の中で「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と何度も繰り返し、その日の内に、辛い状況に対して「ありがとう」という訓練をしています。
すると不思議に、有難いことなんだなあと感じて、少し前向きに捉えることができます。続けていくことができます。
喜びとは、何事にも感謝できる、低い心に感じることができるものではないでしょうか。
「ありがとう」は自分も幸せにしてくれる魔法の言葉。