人を変えることはできない。
この世界で変えられることのできるのは自分だけ。
何人かの人が集まって何かをするとき、
一人前するのがやっとの人もいる
一人前の事もせずに人に頼む人もいる
そして
自分の分と頼まれた分、二人分、三人分とする人もいる
この時、人を見てしまうと不足に思ってしまう。
「自分があの人の分もこの人の分も、人より多く仕事をしているのに、あの人もこの人ものらりくらりと一人前の仕事もできていない。なんで自分だけ多くしなければいけないんだ」
と人を責める心となり、時には言葉に出して責めてしまいます。
また、一人前している人に対しても、「なんであの人より多く仕事しているのに手伝ってくれないんだ」と目が向いてしまう。
これでは、せっかく人の分もさせて頂いているのに、仕事も雑になり自分の実にならない。
でもこの時、自分に、自分の未来に見ると成長しかありません。
人の二倍、三倍と仕事をする。それだけでも仕事を処理する能力が人より成長するのは言うまでもない。
それだけでなく、周りからの評価が大きく上がる。
それも当然で、自分の仕事はもちろん、それ以上の仕事をこなし、人に頼まれた分もこなす。これなら確実に評価されます。
「あの人に頼めば間違いない」
と成長+信頼まで得られます。
この頼まれたときに、笑顔を添えて受けた時には、評価は爆上がり間違いなし。
一人前の仕事をする人は、一人前の仕事の種を蒔く
一人前の仕事もせずに人に頼む人は、一人前未満の仕事の種を蒔く
二人前、三人前の仕事する人は、二人前、三人前の仕事の種を蒔く
芽が出るのはもちろん、一人前なら一人前の芽が出て、一人間未満なら一人前未満の芽が出る。そして二人前、三人前なら二人前、三人前の芽が出てくる。
自分の蒔いた種以下しか芽が出ないことはあっても、種以上の芽が出ることはない。
そして蒔いた種以下の芽しか出ない時とは、
「人を見て不足に思う」時。不足に思って、せっかく蒔いた種を腐らせてしまった時。
どんな種も腐ってしまえばもう芽が出ない。それではもったいない。
だから、
人は見ない。でも自分はさせて頂く。感謝の心を持って。